世界遺産検定3級
日本では世界遺産アカデミーが主催する検定です。
2006年にはじまり、2014年に文部科学省後援事業となりました。
人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指してはじまったものです。
検定受検料は、一部はユネスコに寄付され世界遺産の維持活動のために使われています。
実はテキストはお譲りしてしまいもう手元にないのですが、わたしは最初に3級から受験しました。
なので簡単に3級のわたしの勉強した方法と使ったものをご紹介しますね。
概要
受検資格
年齢性別関係なく、誰でも受検可能です。
受検形式
選択式になります。基本4択問題です。
3級は記述式の問題はでません。
問題数は60問。試験時間は50分です。
合格基準
100点中60点以上で合格です。
受検方向
会場試験とテストセンター試験(CBT)が選べます。
3級の費用
会場試験は4900円
テストセンター試験は5900円
会場試験
だいたい年間3回から4回実施されています。
札幌、仙台、高崎または前橋、さいたま、千葉、東京23区、東京西部(多摩地区)、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪(北)、大阪(南)、神戸、広島、岡山、高松、福岡の指定会場で受検ができます。
2023年の実施予定は、
①2023年3月12日(申込み受付は終了済)
②2023年7月2日
③2023年12月10日
の予定がでています。
合否発表は後日になります。
併願試験ができるのは会場試験のみ
会場試験のみ、併願試験が可能です。
3級が併願できるのは、4級と2級になります。
①4級3級併願 8200円
②3級2級併願 10300円
まとめて受検でき、受検料も少しお得になります。
4級は正直受けなくていいと思っているため、もし併願するなら2級との併願をおすすめします。
テストセンター試験(CBT)
わたしはこのテストセンターで試験を受けました。会場が少し不便だったことと、直前に受けることに決めたため、会場の申込みができず、テストセンターならまだ申込みができたからです。
会場試験と同じ時期に期間を設けて試験を実施しています。
回数は会場試験と同じですが、だいたい3週間くらい試験が受けれる期間があるため、自分の空いている時間に自由に受検できます。
テストセンターも各地にあるため、自宅から近いところや仕事帰りなど都合のつく場所を選べるメリットがあります。
申込みも試験日の4日前まで可能です。また会場や時間の変更も同じく4日前まで可能です。(ただし試験期間内での変更になります。)
また、合否もその場でわかります。
ただし合格証は後日自宅に届きます。
試験範囲
①日本の世界遺産は全て範囲
②主な世界の遺産は100個が範囲
基礎知識 25%
日本の遺産 30%
世界の自然遺産 10%
世界の文化遺産 30%
その他 5%
の比率で出題予定です。
基本的に指定されている範囲からまんべんなく出題されると思って勉強しましょう!
絶対確認しておくべきポイント
出題の範囲の中で絶対確認しておくべきポイントは
最新の世界遺産情報が必ず出題される
というところです。
毎年ニュースなどて世界遺産や無形文化遺産などが報じられると思いますが、不定期に発表されている内容もしっかり押さえておきましょう!
特に1番新しく登録された日本の世界遺産などは出題される可能性ほぼ100%です。
直前まで最新情報をチェックしておくことをおすすめします。
合格したら
合格したら認定カードが発行されます。
また履歴書にも書くことができるため、旅行会社など関連する業種で就職活動する人は3級以上を受検してみるのもおすすめです。(できれば2級以上がいいと思います。)
テキストと問題集
テキストは、日本の世界遺産検定公式のテキストと過去の問題集があります。
購入するときは最新版のテキストと問題集にしましょう!
世界遺産検定公式過去問題集3・4級<2023年度版> [ 世界遺産検定事務局 ] 価格:1,485円(税込、送料無料) (2023/7/5時点) |
最新版のほうが出題される内容により近くなります。また過去の内容からの変更点にも対応しているため新しい情報で勉強しやすくなります。
本屋やAmazon、楽天ブックスなどのネットでも購入が可能です。また、ラクマやメルカリなどのフリマサイトで譲ってもらうことも可能だと思います。
譲ってもらう時も必ず最新版かどうか、公式の本と同じかを事前に確認してくださいね。
問題はテキストから約9割出題されると公式もかいているため、学習テキストとして持っておいて損はないです。
特に過去問集は購入して何度も解いてみることをおすすめします。
だいたい似たような問題が繰り返し出題されていることがわかります。
過去問題集でポイントを押さえておくとけっこう点数を稼ぐことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
3級は意外と簡単に問題を解くことができました。
①テキストをしっかり読む
②過去問を何度も解く
③最新情報をチェックする
こちらをしっかり抑えておけば一発合格間違いなしです。
履歴書にも書くことができる資格です。
ぜひ興味があるかたは挑戦してみてくださいね。